東京ドーム公演も終わり、第2章が始まった日向坂46。
2021年10月に『ってか』を発売してから7ヶ月、7枚目シングル『僕なんか』を発売しました。『僕なんか』は暗めなバラード調に消極的な主人公目線の歌詞、しかし終盤にかけて力強い意思へ変わってくるかっこいい曲調の1曲です。
今シングルから小坂菜緒が復帰、ソンナコトナイヨ以来のセンターに抜擢されました。そんな7thシングルのカップリング曲は期生曲が多く収録されたシングルとなりました。
そこで今回は7thシングル『僕なんか』に収録されているカップリング曲や特典映像の内容もあわせて紹介していきます。
日向坂7枚目シングル『僕なんか』収録曲
日向坂46は2022年3月末、念願の東京ドーム公演を実現しました。その2日目のアンコールで7thシングル『僕なんか』をサプライズ披露しました。
当初予定していた発売日は5月11日でしたが、東京ドーム公演後メンバー内でコロナのクラスターが発生。活動自粛によりシングル作成が間に合わず6月1日に延期されました。
7thシングル『ってか』は2022年6月1日発売
「君しか勝たん」後、小坂菜緒が体調不良で休業を発表。2022年3月、東京ドーム公演を前に復帰した小坂菜緒が久々にセンターに返り咲きました。
東京ドーム公演後、渡邉美穂が『僕なんか』の活動をもって卒業することを発表、現在の22人体制での最後のシングルとなります。
『僕なんか』の初週売上は.万枚を記録、オリコン週刊シングルランキング1位を獲得しました。デビューから7作続けて初週売上40万枚超えとなり、日向坂46自身が持つ女性アーティスト記録を更新しました。
今回のMVは、映像編集者の小坂が日向坂のMVを作成しているというストーリーになっています。2番では小坂が映像の中へ入り込み、皆のもとへ駆け寄っていくシーンが実際に休業から復帰した小坂と重なるエモさがあります。ラスサビの高速振り付けは見物です。
『僕なんか』のフォーメーションには佐々木久美、上村ひなのが初のフロントポジション、佐々木美玲がシングルでは「キュン」以来のフロント、全シングルでフロントだった加藤史帆は初の2列目、卒業する渡邉美穂は全員を見渡せる3列目中心というポジションになり、変化の感じられる配置となりました。
7thシングルでは5th「君しか勝たん」のように期生曲が収録されました。新しい期生ユニットのセンターも誕生、渡邉美穂最後MV撮影、ドラマ仕立ての3期生MV、そして久々に22人が揃ったシングルであり最後の体制でもある、日向坂の思い出に残る7thシングルとなっています。
7thシングル「僕なんか」にはどのようなカップリング曲が収録されていたのでしょうか。
飛行機雲ができる理由
日向坂46 OFFICIAL YouTube CHANNELにて公開の「#飛行機雲ができる理由」のMusic Videoをご覧頂きありがとうございました✨
— 日向坂46 (@hinatazaka46) April 19, 2022
とても素敵なMVになっています☀️
一人ひとりの表情や仕草など、細かいところまで是非観て下さい!
色んな発見があるかも😳🔍 by #渡邉美穂https://t.co/frzSez3h9t pic.twitter.com/EtnlCGguDc
「飛行機雲ができる理由」は、「僕なんか」カップリングの全員曲です。明るい曲調ながらもどこか寂しさを感じさせます。MVは1970年代の設定で、メンバーは「陽だまり寮」の住人でしたが取り壊しが決定し、最後にパーティーを行う。というストーリーです。レトロな雰囲気で、メンバーの服装や髪形がいつもと違う見慣れない様子になっています。
MVが公開されると好ちゃんの髪形が7:3分けのようで「春日だ」と噂になりましたが特に意識はしていないとのこと。
卒業を発表した渡邉美穂はこの「飛行機雲ができる理由」が最後のMV撮影だったということで、メンバーが出演するラジオやブログではMV撮影中にふと寂しさを感じることもあったようです。MVはべみほにスポットが当たるシーンが多くあります。
ラスサビ前のCメロでは小坂菜緒がフィルムカメラで撮影した全メンバーの写真が次々と映し出されるシーン、全員で集合写真を撮るシーンはとてもエモいですよね。日向坂の1つの時代を締めくくるような、カップリングには勿体ないくらいの名曲です。
今シングルで一番好きな曲だね
もうこんなに好きになれない
#のびらじ スタートです!☀️
— さくらひなたロッチの伸びしろラジオ (@nhk_nobishiro) May 23, 2022
今夜は #日向坂46 の7thシングル「#僕なんか」のカップリング曲『#もうこんなに好きになれない』の音源初解禁もあります〜🎉
お聴き逃しなく…!!!#ロッチ #濱岸ひより #渡邉美穂 #錦見映理子 pic.twitter.com/KfRrSO9Fvc
『もうこんなに好きになれない』は小坂菜緒、金村美玖、濱岸ひよりによるユニット曲です。現在公式なユニット名はないようですが、この3人は全員2002年生まれの同期ということから「2002年組」と呼ばれています。
6thシングル収録曲の「夢は何歳まで?」「酸っぱい自己嫌悪」と同じく「春の大ユニット祭り」で初披露された曲ですが、こさかな復帰に合わせて7thシングルに収録されたのではないかと思われます。
最近の日向坂はレトロ推しなのか、「もうこんなに好きになれない」も懐かしい曲調の曲となっています。詳しいフォーメーション発表はまだのようです。
ゴーフルと君
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— 日向坂46 (@hinatazaka46) May 18, 2022
『ゴーフルと君』は、3期生のユニット曲です。3期生曲はこれで3曲目、今回もいりぽん先生による振付となっています。今回のMVはドラマ風MVで、まなふぃ推しのおひさまでお馴染みの頃安監督が映像を担当しました。
4人は高校の同級生。賞に応募するマンガを描いてきた山口陽世は自信なさげに皆に見せる。そこに男子がやってきて言われた無神経な一言にぱるは落ち込んでしまう。ぱるは教室から出て行ってしまい、気まずい雰囲気となる。後日、ぱるが登校すると中庭に人だかりが。そこにはぱるを元気付けるため、ぱるが描いたキャラクターのコスプレをした3人がいました。
3期生の仲の良さが出ている温かいMVで3期生らしい明るくてキュートな楽曲となっています。ラストの会話は本来音声無しの予定だったアドリブらしいです。
恋した魚は空を飛ぶ
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「恋した魚は空を飛ぶ」は2期生によるユニット曲です。渡邉美穂が参加する最後の2期生曲であり、初センターを務める楽曲です。
明るい曲調の1期生3期生とは違い、ロック調で激しいダンスの取り入れた渡邉美穂らしい雰囲気の曲になっています。
体調が万全ではない小坂菜緒と宮田愛萌は一部参加となっています。
真夜中の懺悔大会
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『真夜中の懺悔大会』は1期生によるユニット曲です。今回は全楽曲通して初めてとなる潮紗理菜がセンターを務めました。タイトルや歌詞は隠していた秘密や嘘をを暴露して懺悔しようというとんでもない奴の歌ですが、明るくノリの良い曲でなっちょセンターが似合う曲となっています。
フロントには影山優佳と高瀬愛奈が配置された新鮮味のあるフォーメーションで、カゲサポもまなふぃ(概念)も歓喜のMVとなりました。
MVではメンバーが気球に乗ってわちゃわちゃしていますが、実は視力検査に使われている気球の絵だった。というオチのストーリーです。この絵を作った公式が反応しておひさま化したことも話題になっています。
日向坂46ファンの皆様の中でこの気球が話題になってると小耳に挟みました|•ω•,,)チラッ#真夜中の懺悔大会#おひさま pic.twitter.com/XueqigE33r
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知らないうちに愛されていた
『知らないうちに愛されていた』は「僕なんか」収録、MVなしの全員曲です。小坂菜緒がセンターを務めます。
加藤史帆と佐々木美玲が出演した5月24日の「レコメン!」でもオンエアされました。上品なメロディーながら元気付けられる楽曲です。うぉーおーおおー おーおーおーおー
特典映像「ひなたのバス旅」
7thシングル『僕なんか』の特典映像は、「ひなたのバス旅」です。
期生ごとに分かれたメンバー達がそれぞれの行きたい場所を会議して決め、最後はご来光を拝むという旅行ロケです。同期だけの集まりということもあり、自然体で楽しむメンバー達をみて微笑ましくなる特典映像です。
期生の色がきれいに分かれ、どこよりもテンションの高い1期生、結束の強い2期生、平和な3期生、こう見ると別々のグループに感じてしまうのにまとまりのある不思議なグループです。
Type-Dの会議 → 各本編 → Type-Dのおまけ の流れがおすすめの見方よ
タイプごとの収録メンバーはこちら
Type-A収録の1期生編は動物園やいちご狩りへ行き、夜は卓球大会をします。いろんな歴史を乗り越えてきた1期生の空気が流れています。全バス旅を観て、1期生が一番テンションが高いのもさすがだなと感じました。
ただの楽しい集団ではなく、決意表明やご来光は胸が熱くなります。
Type-B収録の2期生は久々に9人が集まっています。1期生とはまた異なる個性が出ていますが2期生の絆も感じられます。夜には渡邉美穂の卒業に触れる会話も。
Type-Cの3期生は仲良しJKグループの修学旅行という雰囲気です。4人それぞれのらしさや意外な一面が見られてほっこりしますが、夜の雑談では今後のことについて真剣に語っています。
Type-Dには作戦会議編とおまけ編が収録されています。本編の前と後が収録されているのでこれだけ観ると消化不良になります。
作戦会議で話した伏線が各本編に繋がるので「作戦会議編」から観た方が楽しめます。特に1期生。「おまけ編」も笑いどころが多くてさすが日向坂!と思いました。
卓球いいよね~。
まとめ 飛行機雲エモMVとユニット曲センターに注目
以上、7thシングル『僕なんか』に収録されている楽曲や特典映像を紹介しました。
渡邉美穂最後のシングル活動となる今回、「飛行機雲ができる理由」MVではべみほから踊りだしていくシーンや明るいのに寂しさを感じさせるメッセージ性のある歌詞がエモい演出です。「真夜中の懺悔大会」は初ユニットセンター潮紗理菜、「恋した魚は空を飛ぶ」ではセンター渡邉美穂とユニットセンターにも注目です。3期生曲「ゴーフルと君」では山口陽世メインのドラマ仕立てとなっています。
更には「春の大ユニット祭り2021」で披露された、2002年組による『もうこんなに好きになれない』も収録されました。
渡邉美穂の卒業、夏には4期生が加入する日向坂46。メンバー達にとってもおひさまにとっても今回の7thは、思い出と区切りになる大切な作品です。
興味の沸いた方は参考にしてみてはいかがでしょうか。
参考
DISCOGRAPHY|日向坂46 公式サイトhttps://www.hinatazaka46.com/s/official/discography/SRCL-11224?ima=0000
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